冷蔵系の厨房機器は夏場の方が高価買取になりやすい

厨房機器にはさまざまなものがありますが、その中でも主役と言って差し支えないほどに存在感を持つものが冷凍・冷蔵系の厨房機器です。冷蔵庫や冷凍庫、製氷機といったようなものがこれに該当しますが、こうしたものはほぼいつでも需要が存在しています。しかしながら、こうした厨房機器を買取に出すのであればなるべく夏場か、その直前を狙うのがベストなのです。これには冷蔵・冷凍系、所謂「冷え物」と呼ばれる機器に搭載されている部品が関係しています。

現在こうした機器に搭載される冷蔵系部品として主流のものは代替フロンと呼ばれるガスを使用したものです。過去使用していたフロンガスの環境破壊能力を大きく軽減したものが代替フロンガスであり、これを使って冷蔵・冷凍の機能を発揮するにはコンプレッサーやコンデンサといったような「冷凍回路」という部品が必要です。これらの部品は冷蔵・冷凍の機能を発揮する必要がある時は常に稼働状態になるのですが、この部品はかなり熱に弱いのです。そのため日常点検や清掃を行うことが必要ということになるのですが、それをサボってしまう人は少なくありません。

結果として夏が近づいて気温が上がってくると、冷却機能が低下したり、全く冷えることが無くなったりといったような故障に発展することが多くなります。しかしそれで壊れたと言っても「無くても良いや」ということにはなりませんから、そこで中古の厨房機器に需要が生じるのです。需要が生じるのであれば買取価格が上がるというのは当然ですから、この夏場というタイミングは買取に出すにはまさにベストタイミングと言えます。その反面冬場はあまり機械を稼働させなくてもある程度冷えるわけですから、冬場は冷え物を売るのを控えた方がお得になるとして覚えておきましょう。

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